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賃金・手当
疥癬は労災になるか|介護施設で職員を休ませた日の賃金は、誰がどの根拠で払うのか
介護施設で職員が疥癬(かいせん)に感染したとき、施設がまず迷うのは「これは労災になるのか」という点です。ただ、実務でより重いのはその次の問題です。休ませた日の給料を、誰が、どの根拠で払うのか。 ここには誤解が多くあります。労災になれば全部労... -
就業規則・雇用契約
有給休暇の基準日を統一する手順|一斉付与で外せない3つの要件と、入社月別の付与日
年次有給休暇の基準日は、職員ごとに入社日から決まります。1月に入社した職員は7月1日、4月に入社した職員は10月1日というように、採用のたびに基準日が増えていきます。 中途採用が続く事業所では、職員の数だけ基準日があるという状態になります。誰に... -
就業規則・雇用契約
有給の前借りは賃金の回収ができない。介護事業所で入社時に付与する規定を作るべきか、就業規則の設計まで
入社して2か月の介護職員から、「子どもが熱を出したので明日休みたい」と言われる。年次有給休暇はまだ付与されていません。欠勤にすると給与が減り、本人は納得しないかもしれない。かといって、有給として処理する根拠もない。 この場面で、有給として... -
就業規則・雇用契約
ミスが多い職員を解雇できるか|医療・介護で、その前に残しておくべき記録
「ミスが多い職員を、解雇できるのか」 個人クリニックや介護事業所から、この相談を受けることがあります。多くの場合、今すぐ辞めさせたいという話ではありません。同じ間違いが続いていて、他の職員にも影響が出はじめている。いずれ判断しなければなら... -
社会保険・手続き
処遇改善手当・ベースアップ手当を上げたら月額変更届は必要か|医療機関・介護事業所の随時改定の判定手順
処遇改善加算やベースアップ評価料を原資に、職員の手当を新設した、あるいは金額を引き上げた。厚生局への届出も済ませた。けれども、そのあと年金事務所に何かを出した記憶はない——。 この状態は珍しくありません。手当を上げることは加算の要件を満たす... -
賃金・手当
給与計算を一人に任せているクリニック・介護事業所へ。担当者が辞めても、給与計算はなくならない
給与計算を、事務スタッフ1人、あるいは院長のご家族が担当している。毎月の計算は問題なく回っていて、支給日に遅れたこともない。10人前後の事業所であれば、珍しい体制ではありません。 その担当者が辞めることになったとき、事業所が心配するのは「来... -
労働時間
クラウド勤怠管理で介護の複数施設は何が変わるか?労働時間・給与計算・有給管理と、導入時の初期設定
複数の施設を運営していて、給与計算は本部でまとめて行っている。ただし勤怠の記録は各施設で紙のタイムカードを使っていて、毎月の締め日を過ぎると集計作業に追われる。この状態を変えたくてクラウドの勤怠管理システムを調べている、という方に向けた... -
社会保険・手続き
介護事業所を増やしたときの労務手続き|本社に一括できるもの、事業場ごとに残り続けるもの
別の市町村に施設を新設する。指定申請の準備は進めている。ここで抜け落ちやすいのが、労働基準監督署・ハローワーク・年金事務所に対する手続きです。 採用も勤怠管理も給与計算も本社でまとめてやっているのだから、拠点が1つ増えても事務のやり方は変... -
就業規則・雇用契約
労働条件通知書は変更のたびに必要か|昇給・シフト変更・契約更新の4場面で判定する
職員の時給を上げた。パートの勤務日を週3日から週4日に増やした。常勤だった職員が、家庭の事情でパートになった。医療機関や介護事業所では、こうした労働条件の変更が日常的に起きます。 そのたびに、労働条件通知書を作り直し、雇用契約書を結び直さな... -
社会保険・手続き
60歳到達時等賃金証明書は義務か?介護事業所で提出が必要になる3つの場面と、ハローワークからの通知が来なくなった影響
介護事業所で職員が60歳を迎えたとき、「雇用保険被保険者六十歳到達時等賃金証明書」を出さなければならないのか、という疑問が出てきます。 結論から書きます。出していない事業所は多く、その多くは制度上正しい判断です。この書類の提出義務は、職員が...